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根暗乙女ゲーマーの無意味自堕落私生活。
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旅行記後半です。
私の日記に慣れてらっしゃる方には予想ができると思いますが、以降平家と知盛で大暴走の妄想ありまくりです。
苦手な方はご注意を。
苦情は受け付けかねます…!(笑)




5、6、7日 下関観光

翌日は広島駅から鈍行で四時間揺られて下関へ。
いやーこの行程も結構ハードでした。
寝てた時間もあるけど、起きてるときはずっと海眺めてたな。
結構山口県って言い方が失礼なんですが、田舎っていうか…拓けてないところで、うちの地元といい勝負だなあとか思ったり。
さすがに下関付近はそれなりに栄えてますが。
下関駅到着するとお昼過ぎていたのでお昼ご飯を食べました。
下関で何故か皿うどん。皿うどんって長崎だったよな?(笑)
友人はちゃんぽん食べてましたし。あれも長崎のはず…
まあ、いいです。
お昼ごはん食べた後はバスで唐戸まで行き(往復フリー切符)そこから歩いて赤間神宮へ。
歩きながら見た壇ノ浦の海。

simonoseki5.jpg

なんか、既に何も言えなかったな…
二年間ずっと平家平家ばっかり言っていたような人間にとって、この土地は複雑な心境で見るしかないです。
この海で、平家が、知盛が戦って、そして沈んでいったんだ。
この海で、一つの終わりの物語があった。
この海で、どんな思いが、やりとりがあったんだろう。
遙かに出てくる平家だけじゃなくて、源平合戦という実際に起こった歴史の中に生きた人々も、どんな風な生き様を綴ったのだろう。
そんなことを永遠考えながら歩いてました。
結局最後は「月屑」に書くことになりそうな知盛妄想入ってましたが…
段々終わり際勝手に脳内で知盛と会話始めて危険人物でした(笑)
だってやっぱり考えちゃいますよね。こうして入水した設定になっている海眺めてると、どんな思いで、私がずっと追いかけてきたあの知盛も、眺めていたのか、と。

赤間神宮着きました。

simonoseki1.jpg

聞いてはいたけど、マジでここだけ派手だなー。
ここはホントに平家のためにあるような神宮な訳で。
水の下の都…竜宮城を模してるためにこんな形なんですよね。
既に私、泣きそうです。

simonoseki2.jpg

すぐ横にある安徳天皇稜。
中には入れませんが、手を合わせてひたすら熱心に祈る私。
境内に入ってからも平家の文字を見つける度に本やらお守りやらひたすら見て廻る平家オタクな痛い人。
裏手に廻ると耳なし芳一の像とかもあるんですが、その先の石版に目が釘付け。

simonoseki3.jpg

いわゆる七盛塚の入り口横にあるやつです。
入り口なんて思い切り「平家一門之墓」って文字がありますよ…orz
写真は載せませんが、七つの塚がありました。
その中には知盛の名前も。
私はもちろん遙かの知盛が最愛でありますが、元々「平家物語」の平知盛という人物も好きなので、そういう意味でもなにやらもう複雑で。
泣いていいやら悲しんでいいやら。
裏手でひっそりとたたずんでる塚を眺めていたら、むしょうにやりきれない気持ちにさえなりました。
…本当に切なくなると、叫ぶこともしなくなるいんだなあ、人って。
日記もなんだかいつものテンションよりむしろ落ち着いてますよね…(笑)
泣きたくなってきて、その場で一人でぽつねんとしてました。
友人はずっとお守り物色していたので。
彼女が来るまで、そこに佇んで物もいえずにただ立っていました。
ここまでやっと来れたって気持ちもあったし、寂寥感もあったし。
うまく言えない思いが渦巻きました。
歴史って、運命って切ない。
ただ、やっと来れたよ、ってなんとなく呟いてましたが。
私はここでもこの後絵馬を書きました。願い事はやっぱり同じ。
宝物館では源平合戦の絵とかあったので、知ってる名前を探してみたりしました。結構見つかったけど、一番分かりやすかったのは敦盛と景時でした。
あと青葉の笛とかもありましたよ。
平家物語長門本とか。学校でやったやつだー!
赤間神宮を出るとすぐ目の前に碇のようなものが。

simonoseki4.jpg

船弁慶のお話のこととか書いてありました。
知盛と碇って、結構セットなんですよねー(笑)
赤間神宮を後にして、さらにそこから歩きます。
目指すはみもすそ川公園。
何気に離れてる気がするんですが、その間も壇ノ浦の海はずっと横にあるのでまた物思いに耽りながら歩きました。

simonoseki6.jpg

simonoseki7.jpg

みもすそ川公園には、おそらく大河ドラマ「義経」放映時に出来たと思わしき知盛と義経の銅像が壇ノ浦古戦場のところにあります。
除幕式に来たらしいタッキーとかの手形とかあります(笑)
知盛の方の銅像写真を相方に送ったら「かっこいー」って褒めてくれたw
義経の方は逆光だったんだ…!(笑)
みもすそ川公園からは関門海峡人道入り口へ。
すぐ横なんですけどね。
エレベーターで地下までもぐると人道のトンネルが。

simonoseki8.jpg

15分くらい歩くんですけど、外が寒かったのでかえって快適でした。地元の人とかジョギングとかしてるんですよね。
二人でのんびり話しながら歩きました。ほぼと も も り でしたけど…!(笑)
関門海峡を越えれば、当然そこは北九州市。
うわあ、九州来ちゃったよ…!
M子がこの大陸のどっかにいるんだ…とか(大陸って…)
めっちゃ山多いですよね、九州も。
もうこのあたりで結構四時台くらいでした。
暗くなってきちゃうのが怖くて。だったらさっさと戻ればいいんですが…どうしてもこれだけは外せないという場所が…!
甲宗八幡宮なんですが…伝平知盛の墓があるんですよね…!
これはもうなんていうか、とりあえず行くしかない。
伝だから確定ではないけども、これを行かずにどうして私という人間が成り立つんだくらいの勢いです。
ええ、愛してます、愛してますとも知盛を!!!
暴走が始まりました。
若干お疲れモード、もう帰ろうぜ的な友人に「タクシー代おごるから行くぜ…!」と言い放ち、出口でとっ捕まえたタクシーの運転手さんに行って甲宗八幡宮へ。
正直言ってここ、何にもありません。知盛の墓以外。
でもそういう問題じゃないだろう…!九州だろうがなんだろうが、わざわざ関東からくんだりまでやってくる愛です、どこだって行ってやろうじゃないか!
着くと大河の時につけられたらしいこんな看板が。

simonoseki9.jpg

お墓はうっかり実は写メにはあったりしますが、載せないでおきます。
本当、これも裏手にひっそりとあるんですけどね…小さいし。
でもここで、なんかもう、色々頭の中のものがぶっ壊れた。
ここに来るためだけに九州来たといわれてもいい。
ここで手合わせて祈るためだけに、私下関来たのかも。
それくらいずーっと祈ってましたね。
なんか…とうとう墓参りまでしちゃったよ的な感じで、病気も行くところまで行っちゃったような感じがしましたが…ある意味凄まじいストーカーのようだ、私。
知盛のためならなんでもいいけど。どんな汚名着たってさ…!
本当に心の底から愛してる…!大好きじゃなくて愛してる…!
なんかもう理屈とかどうでもいい。歴史上実在した知盛も、遙かの知盛も、総て全部愛してる…!

すっかり暴走していた私に、横にいた友人はややげんなり気味(笑)
でも墓参りして気分の収まった私はまたタクシーで来たところまで戻りました。
めがり神社参拝したのち、あまり時間もないということで再び下関へ戻りました。
いやー九州には一時間ちょいだけの滞在でしたよ(笑)
下関側より九州側の方が風が強かったから、友人が完全に疲れて不機嫌でした(笑)
そこからは火の山公園目指したんですが、バスがちょうどよいのないし、ということで一端引き換えし、平家一杯水を探しに。
これもまた何気に離れているので、もはや二人とも風の中会話もできずに無言で歩く。
案の定壇ノ浦の海眺めてまた物思いに耽りながら歩きました。

simonoseki10.jpg

うん、まあ、平家一杯水はこれだけ(笑)
大体パンフ見て分かってはいたので、写真とって海辺に出ました。何気に潮で流れが速い。
そういえば、平家方に波が向いていたのが源氏方に向いたために平家は負けたんでしたね。
また海眺めては、今度は墓参りしたせいもあってか入水ちょっとしてみたい気分に…!さあ、危険です…!
でも、あの海、別に崖とかではないわけで。
もし本当に入水するとしたら船ジャックして沖まで行くか、関門海峡を車で橋渡ってど真ん中から飛び降りたりしない限り入水できないと思います(笑)
ただ、なんかやっぱり引き込まれるものがあるなあ。
ゆかりんに行く前に「天気のいい日じゃないと入水はできないよ」と言われてたんですが(知盛は「ああ…いい天気だ…こんな日に死ぬのも悪くない」と言いますしね)天気は曇りでちょっと晴れまでこの日は行かなかったので勝手に、「知盛がきっと、私が入水しないように曇りにしてるんだわ」とか末期発想してました…(笑)
かろうじて、その妄想で入水思いとどまりました(ヲイ)
そこからはまた歩いて唐戸まで帰還。何気に結構バス停からかなり離れちゃってたんで大変でした。歩いてばっかりだ。
カモンワーフで折角なのでふぐ料理食べました。
お刺身とかあまり好まないタイプなんで、おいしいのか微妙でしたが(もったいない)
一度下関駅まで戻って、そこからもう真っ暗になっていたのであえて夜景を見ようということになり海峡ゆめタワーへ行きました。

simonoseki11.jpg

綺麗にライトアップされているタワーです。
人がいなくてガラガラなので好き勝手見て廻りました。
夜景綺麗だったー!
やたら高杉晋作の銅像と思わしきものがある公園がライトアップされててうけましたが。
彦島あたりは結構何もないみたいで真っ暗。
関門海峡大橋も綺麗でした。
タワーは曜日によって色が変わるらしい。
なかなか芸が細かい。
タワー下りてからはさすがに九時近かったのでホテルへ。
その日は下関のホテルに泊まりましたが、さすがにかなり疲れていてぐったり寝ました。

翌日はもう半分お遊びだったんで、海響館へ。
水族館です、ようするに。

simonoseki12.jpg

数年ぶりにイルカやアシカのショーとか見ちゃいました(笑)
いやーイルカ大好きです。あの合理的なスタイルで泳いでジャンプする姿とか麗しい。
さすがふぐの土地というか、ふぐの水族館っぽい感じでして、ふぐだらけ。
あとマンボーとかでかくてキモイ(笑)
二人で「ぎゃー!」とか言いながら追いかけてました(楽しそうだな…)
アンコーはどこにいるか友達がなかなか分かってくれないし。

うう、駄目だ…眠い…ほぼレポ完成ですが、続きはまた明日ー。
あとアリスのエース攻略したからその感想もあるな…
おやすみなさい。
アリオス!マ・シェーリの夢を。
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自己紹介:
共感する言葉は「苦しい」「辛い」「切ない」。
好きな言葉は退廃と殺伐と絶叫と断末魔。
最萌は知盛、泰衡、ナーサティヤ(遙か)とe-zuka(GRANRODEO)と杉田智和(声優)
表向きより虚ろ気味な基本根暗の乙女ゲーマー。
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