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PC立ち上げてさっきロゼのサイト行ってきたんですが…
おおおおおクリムゾン・ロワイヤル予告キター!!! イラスト以外何もないんですけどね…!でもこのイラスト気になる点がいくつか… てか、え、何でだ…今気付いたけど… エンパイアで攻略対象になってる六人はいて当然なんですが、それ以外にいるのが何故かオランヌだけいてマイセンとロナウスがいない…! マイセンは攻略できないのは今回も変わらないだろうから置いておくにしても、何故ロナウスがいなくてオランヌはいるんでしょうか… こ、これはまさか私の希望が通った…!? 一昨日の日記でオランヌ攻略希望とか書きましたが、もしやまさかのロワイヤルでオランヌ攻略可ですかっ…!おおお浪川…! ロナウスはまあ、あれですよ、絶対次回作に出られるキャラだからな。むしろ次回作の舞台で落とす方が意味がありそうだから今回は仕方ない。 どうか淡い期待を砕かないでくださいね、ロゼ…!オランヌはここで落とせないと次回絶対出てこない気がするからな…! そんな感じで本当、飽きもせずロゼ漬けです。 日曜日が待ち遠しくて仕方ありません。イベントもなんですが、一緒に行く女王様にお話するのがすごい楽しみです。 今頃彼女も半強制的にロゼ漬けになっているところでしょう。 クリムゾン語るぞー!(あれだけ語っておいてまだ語る気)女王には迷惑極まりないでしょうけど、語ります(え) そんなもんだから最近一日一回はロゼの作品のムービーを試しに全部見てみているんですが… こうやって並べて見ると、クリムゾンがやっぱり絵は一番綺麗かなー クロアリのエースの笑っているスチル流れると殺したくなるのは何故でしょうか(笑顔) あの笑顔が心の底から嬉しい笑顔ならよかったのに、現実アリスを「君は愚かなことをいう馬鹿な子だよね」という意味合いで爆笑しているシーンだと思うと本当に心の底からムカついてきました(笑顔) エースはアリスをいつか殺してしまうかもしれない、とクロアリの時に幕閉じしていますが、私がアリスならエースより先に私がヤっちゃうかもしれないな(笑顔) ふふふ、覚悟しやがれ騎士め。 そしてメアを見ると何故か泣きそうになるのはなんででしょうか。どんだけメアを好きなの、私。 バックで流れているうたい文句が「病弱、吐血する夢魔」なんてアホなもんついてるキャラクター見て泣けるって重傷じゃない…? ボスは泣ける好きというよりはこう、萌える好きなんですけど。 白兎も私は大好きですけどね。 うちの知り合い陣は白兎ファンが本当にいなくて、私がそう言うと首かしげる人ばっかりなんですけど(笑) あんなに純粋すぎるくらいに思われるとか怖いよ、しか返事が返ってこないんだぜwww その健気さがペタのいいところなんだけどな。うん、まあ、頭は確実におかしいけどなw そんなことばっかりしていたら、うっかり密林で去年のイベントのDVD購入ボタン押してましたとな…あーあ、やっちゃった← さて、それではそろそろ…話戻して…ランビュール。 早速行ってみましょう~
ようこそ、僕の部屋へ。
また何かあったんですか。え?なんでだって? あなたは不安定になる時だけ、僕の部屋に来ますよね。だから心配しているんです。 僕はあなたが好きですから。 僕に触れられて、僕に好きだなんて言われて、あなたは気持ち悪くはないですか。 僕は地味ですから。 ああ、でも一つだけ約束してほしいことがあるんです。 あなたはもっと自分を大事にすべきだ。 どうか、傷つけられたりしないでください。 でなければ、僕はきっと、いつかあなたを壊してしまうから。 怖いなら、言うことはきくものですよ――――――――― さてはて、ランビュール。 見た目はブライアンのところでも言いましたが、地味な男だなと。 お知り合いじゃない方の感想を読んだことがあるんですが、マーシャルをモブ顔と呼んでいて笑っちゃったことがあるんですよね~ ランビュールはモブ顔というかようするに三白眼ってやつなんですけどね。 目がほっせぇほっせぇ(笑) たまに開いてる立ち絵があるんですけど、なんか立ち絵によるとやらしい目にしか見えません(笑) ランビュールはそういうキャラではないとは思っているのですが…きーやん本人もランビュールは「恋愛になるとある程度ストッパーがかかる人」と言ってますしね。 自信がないのはブライアンとのサブイベントをまだ見ていないからなんです。 どーも条件が分からなくて…調べても曖昧だし。発生させるの苦労しそうです。 あとでサブイベント系も頑張ってみたいと思ってはいるんですけどね~ たっつんだったかが、「ブライアンはランビュールといるとへんた…ごほん」みたいな。 変態?変態だっての?って思ったんですが。よくよく考えてみると、ブライアン自分のことノーマルだとか言ってますが、薬に関してはラストちょっとノーマルとは言いがたかったし。 わざとなんでしょうが、演出として。 そして今日話すランビュールも薬に関してはちょっとばかりアレな男です。 そんな二人が薬作りなんて始めたら、麻薬作りみたいになっちゃうんじゃ…ラリっちゃう的な。ラリっちゃうのはロゼではナイトメアですけど…(クロアリで水タバコ吸ってラリってるシーンがある) と予想している訳です。どーもきーやんのフリートーク聞く限り「ふふふふふ」的な怪しげな感じにランビュールもなるみたいですし。 だからイベント見てからまたイメージ変わる可能性もなきにしもあらずなんですが… とりあえずベストエンドについてこれまで通り語ってみたいと思いますー。 ランヴュール=ダヌンツィオ。 ほぼどのキャラも苗字まで完璧に見ないで言えるくらいにはなったんですが、いまだにランビュールだけは名前が難しくてよく間違えます。 見た目は三白眼で、優男っぽい感じ。喋り方もきーやんですけど(?)柔らかい感じで天然ボケか?というような類の人です。 いい人なんだけど、見た目通り地味というか… 個人的にはサブイベント見てないから尚更なんでしょうが、ランビュールルートはあまり他人との絡みがないイベントが多いです。 一応ブライアンと友達なんですが、サブイベント発生させないとあまり絡みないんだよな~ ブライアンルートでは多少出てくるんですけども。 ランビュールは「子爵」の位を授かった一応貴族。 とはいっても元々平民なんですが。 子爵ってのは王様からなんらかの功績を称えられた人が与えられる称号で、一代限りで終わる貴族の位なんです。だからランビュールから子供へ受け継がれる類のものではない。 当然ランビュールに功績があるわけなんですが、王様をなんか助けたらしいとのこと。 貴族として城に部屋を与えられ、そこに住んでいる。 貴族なのにブライアンみたいな社交性はなし。ほとんどの時間を部屋で引きこもって暮らしている。 やっていることといえば怪しい薬作り。貴族なのに薬師まがいのことをやっているのが好き。 いつも何が混ざっているんだかよく分からない材料を悪い魔法使いが使うような釜で煮ている。 その薬はよく効くらしくて効果は抜群なんですが、とにかく異臭がすごい。鼻がへし折れるほどひどい。 それで廊下までその異臭が漂ってくるので誰もその辺りを歩けなくて、他の貴族から苦情が来るほど。 うだつの上がらない貧乏貴族。 シエラが最初ランビュールについて知っていることはそのくらいです。 ランビュールとの関わりは二つ。 序盤のイベントになるんですが、その異臭が酷いので苦情処理のためにシエラとその部下(主にリリー)がランビュールをやめさせようと部屋へやって来るというもの。 仕事の上での関わりですね。 これはなんつーか、ランビュールのマイペースが炸裂している感じです。訓練されているはずのシエラやリリーでさえ気持ち悪くなりそうなほど酷い異臭なのに、ランビュールは平然としているんですよね。 それだけでもアレなんですが、シエラたちがその臭いものを煮るのをやめろといくら言っても、この男すっとぼけて顔で笑っているだけで一向にやめようという気がありません。 なんだかんだ屁理屈つけてでも続けます。 毎度同じやり取りをしているのでシエラももはや言っても無駄なことは分かっているんですが、仕事の立場上、注意するだけはしないとまずいので嫌々注意しに行く。 できるならあんな異臭のしている部屋行きたくないわよ、みたいな感じですね。 もう一つの関わりは、プライベートでの部屋への訪問。 異臭のしている部屋に自分から行くものなど普通いない。もちろんシエラもランビュールが何か煮ている時はあまりに臭いので行きたくはないようですが。 プライベートでも実は結構な昔から、シエラはランビュールの部屋を訪問しているのでした。 自分でもそれがどうしてかは分からない。ただ薬臭い部屋に来て、ランビュールとお互い背中を向け合って座っているだけ。 ランビュールはそれでも何も言わずに目を細めて迎え入れてくれるだけで、シエラからしてみると自分と同じくらい、ランビュールも何を考えているか分からない男のようでした。 実はシエラがこうしてランビュールの部屋を訪れるのは不安定な時なんです。 昔も不安定な時にやってきてはこうして黙って座っていた。ランビュールの部屋は薬臭くて人があまり寄ってこなくて侵入者も来ないシエラからしてみると安全というか息抜きが出来る場所なんです。 だから気を抜ける。それはランビュールが癒しになるからという意味ではなく、シエラは部屋の主さえ本当はいてほしくない。さすがにそうはいかないのですが、ランビュールの部屋に意味があるんですね。 この部屋は安全だ、ということに意味がある。 だから不安定になると無意識にやって来て、何をするでもなくその場にいる。 ランビュールは何も言ってこないのでシエラも気を遣う必要がなくて、それが心地いい。 それでもしばらくは行かなかった。ランビュールも安定しているのだろうと思っていたようですが、それはミハエルの訪問によって砕かれます。 このルートではミハエルの名前を出してこないので、なんでシエラが不安定になっているのか、実はよく分からないんですよ。 私はブライアンやミハエルをやるまえにランビュールをやっているので、実際分かりませんでした。 だけど、ようするにミハエルが来るとシエラは不安定になるのでそのせいでまた部屋への訪問が始まる。 なんでシエラがミハエルと会うと不安定になるかはミハエルルートで語ります。 そんなもんだからランビュールからすると、自分の部屋にシエラが来ることはあまりいいことではないんですね。 部屋に来てもらえるのは嬉しいけれど、不安定になっていることを考えると来て欲しくはない。そんな感じです。 でもこの人、結局そういう時からシエラのこと好意的に思っているから、後になって「弱っていない時にも会いたいです」とか言ってきますけどね。 この辺りのイベントで薬臭い部屋からの連想ゲームのようにシエラの回想が始まります。それはカーティスとの思い出。思い出というにはあまりにあれですが。 アラロスしたことのある方ならお分かりかと思いますが、一応補足説明を。 カーティス=ナイルという人はシエラの暗殺者時代の師匠です。声は石田氏。 シエラは親に奴隷として売られてからその後、このカーティスの率いる暗殺者集団に拾われます。そこで死にそうな目に何度も合わされながら、なんとか生き残って暗殺者としてのスキルを身につける。 ある程度完成したら暗殺者として売られるか、あるいはシエラのように貴族の護衛として売られる。どちらにせよ、カーティスたちが彼女らを育てるのは最終的に能力をつけて商品として売り飛ばすため。 そんな殺伐とした師弟関係なので、シエラからしてみるとカーティスは大嫌いな対象でしかありません。 とにかくカーティスのせいで酷い目ばかりあっていますからね。崖から突き落とされたり、おとりに使われたり。 そんなカーティスとの回想シーンってあちこちで色々出てくるんですが、今回はカーティスの部屋を訪れた時の話。 カーティスは何にも執着を持たない、感情のない人です。だから人を殺すのだってなんとも感じない。そのために「稀代の暗殺者」と言われるほど強い。化け物扱いです。 そんなカーティスですがアラロスでも出てくる趣味があります。それが毒薬収集。 あまりいい趣味とはもちろん言えませんがね。それにまあ、趣味とは言ったって、何にも執着がない男です。本当は毒薬だって興味がないらしい。 ただ、執着する人間の気持ちが分かるかも、と思って集めているに過ぎない。 それにしたってカーティスの部屋はアラロスのヒロイン、アイリーンも訪れていますが、毒薬だらけでした。 その懐かしの部屋が再登場~♪ まだシエラが弟子だった頃、カーティスの部屋を訪れた時の二人の会話です。 わざわざこれを話題に出したのはアラロスへのリンクっぷりが笑えたからなんですが。 「こんな部屋じゃ女の子は寄ってこないですよ」なんていうシエラにカーティスが「カーティス=ナイルの部屋に寄ってくる女なんてあなたくらいなものだ。ココに来るなんてまともな神経の女じゃありません」と言って馬鹿笑いします。 カーティスって基本的にこうやってシエラのことは馬鹿にして見下して話してくるんですけどね。 それは一つにカーティス=ナイルという人間が恋愛をしたりするような人ではありえないこと(=女の子がよって来ることはない)に対する笑いと、シエラ自身が異常者であるという嘲りの笑いなんでしょう。 でもアラロスに移行するとこの後、カーティス=ナイルルートではカーティスはアイリーンに惚れます。そしてアイリーンは確かにまともな女じゃないので、ずかずかカーティスの部屋に入ってくる。 おそらくこの時のカーティスはまさか自分がそんな風になるなんて予想もしていなかったでしょうけど。 クリムゾンのカーティスはどこかある意味達観したキャラで、自分を人間だなんて思っていない。しかもそれを客観的事実として受け入れている。だから、自分が恋愛したりするなんて微塵もありえないと思っている。 そう考えると、それが物の見事覆されることをプレイヤーは分かっているので、このイベントはカーティスがシエラを嘲っている反面で、プレイヤーがカーティスを嘲ることができるイベントということです。 へっ、カーティスめ、ざまあみろ、と(笑) まあ、シエラがそれを知ったら驚いても多分「痛み分け」になるんだと思いますが。そこらへんはシエラを語るときにでも。 で、なーんでランビュールのイベントの中でこんな回想が出てくるんだって話になるんですが。 基本的にはカーティスはシエラの過去回想の中で出てくるんですが、そのイベントはほとんどリリーかハルキアとのイベントの中でなんですね。 今まで語ってきたキャラクターたちのルートではカーティスが語れることはあまりない。 ところが何故かランビュールのイベントではこうしてシエラがふとカーティスを思い出すことが多い。 実はここらへんが伏線でして。シエラはわりとよくランビュールを見ると何故かカーティスを思い出すことが多いという訳です。 まあ、それはちょっと保留にしておきますが…まだ序盤ですからね。 ランビュールについて最初シエラが知っていることを書きましたが、それからあちこちでランビュールを見かけて様子を見る度にシエラの知らないランビュールの部分が見えてきます。 ランビュールは最初ただ怪しい薬を作っている学者、かと思いきや医者でもある。 同じ医者で思い出すのはシャーク(@アラロス)ですが、シャークとはまたちょっと違った感じかなあ。 ヒロイン治したがるのは似てるけれど。 ああ、そうそう。薬師だ医者だ学者だ、って言ってますが、根本的にランビュールは魔法使いなんですよね。 アラロスメンバーは魔法使いではないので、根本的に使える力が違うから尚更同じな訳ないですね。 最初シエラは藪医者だと思っているんですけど、そんなことはないです。ランビュールはれっきとした免許持ちの医者。 しかも一作目の「魔法使いとご主人様」の舞台である魔法学院シンフォニアの出身なんですよね。シンフォニアはマイセンの母国である魔法国ルーンビナスにある名門校です(そしてマイセンはルーンビナスの王子…王子…似合わないけど王子…) 出てきているキャラでいうと、当然マイセン、それからランビュールの親友であるブライアン、あとシエラの同期のドSのロナウス、ロナウスの主人である本国の女王エルランジェもシンフォニアの出身らしいです。 全員が全員という訳ではないのですが、シンフォニアは基本的に閉鎖された学校で中のことは外には分からないんですよね。だから身分を隠して王族の子供が通ってたりします。 うん、まあ、ぶっちゃけシンフォニアの出身というだけで只者じゃない。ランビュールは平民出身ですが、それでシンフォニアにいたっていうんだから相当優秀か、他に何かないと入れないし。 そういえばミハエルの正体にもなんとなくだけど気付いていたみたいなんですよね~まあ、魔法使いだから魔力が強いっていうのは分かるんだろうし。 だから優秀なんですが、ばらしますと、この「ダヌンツィオ」は毒の一族、毒の家系なんです。 一族みんながみんな、毒薬の扱いに長けている。 だから一族の者によってはどこかの国の王族や貴族に囲われて毒殺したりする協力をして生きている者も多い。 ランビュールからしてみると、最初はどうもそういう一族が好きじゃなかったよう。 それで反発して人を救う道にいけたら、と思って医者の免許も持っている。 学生時代も自分は普通に暮らせたらと思っていたようなんですが、ある日、エドワルドの父である王様がシンフォニアにやって来た時に危うく毒殺されそうになります。 ランビュールは毒薬にももちろん詳しいですから、解毒剤を飲ませ、それを救う。 そこで王様が自分の国に来ないかという。それは言葉通り、彼の能力を買ってのことでもあるんですが、裏に別の意味合いもある。 それを拒めば私はお前を殺さなくてはならない、という意味。毒薬にこれだけ秀でた者がいると知ってしまった以上、放置しておけばどこかでいつか自分が他人の命令を受けて作ったランビュールの毒で死ぬことがあるかもしれない。 だからその前に殺さなくてはならなくなる。 それが嫌だったら城に来い、ということになる。 結局ランビュールに選択の余地なんかなかったんですね。従わなければ殺されるだけ。 それで爵位を与えられて城に住まわされているんですが、本人からしてみると全く望むことじゃなかった。 彼はそうして軟禁されたまま、王様の命令があると毒薬を密かに作ります。そして、渡す。 ランビュールはそれが何に使われるのかを知らない。聞いたりしない。 ランビュールの嫌いなものの一つに噂話があります。なんでかというと、自分は何に使われたか知らないで毒薬を渡す訳ですが、やっぱり誰それが毒殺された、という噂を耳にすると自分がやったんだろうと分かってしまうから。 そうは言ってもランビュール、正直、別に善人ではありません。誰を殺したか分かると心が痛む――――――というと聞こえはいいですが、それは不本意に毒薬を作って使われているからなだけ。 この後そんなに大々的には演出されないんですがさりげなく、何度かシエラと恋仲になってから、シエラの周りで毒殺があります。 シエラが傷つけられた相手とかが毒殺される。 それらはもちろん、王様の命令でランビュールがやっている訳じゃない。 ランビュールがランビュールの意思でやっていること。 「薬と毒薬は表裏一体」「私は自分が納得する理由ならば、毒薬を簡単に使う」 ランビュールは結局のところ、ダヌンツィオの血を受け継いでいるので、毒が身近であるものに変わりはない。 抗おうとしても、結局結果的に自分は毒薬を使っているんですよね。使えるものは使う。薬は使ってこそ意味のあるもの、それは毒薬も同じ。 ようは理由がない、納得がいかないところで使われるのが嫌なだけで、自分が納得さえすれば毒薬を使うことを躊躇ったりはしない。 だから善人じゃない。 そもそもランビュールが見た目地味なのもそのせいなんですよね。 毒薬なんてもんを扱っている一族なので、できるだけ目立たないように生きろ、と。 ランビュールは自分のことをよく分かっているので、自分がいかに闇の中で生きているか、薄汚いかをよく分かっている。 だからシエラが好きなんですけどね。あ、同族嫌悪的ってことじゃないですよ。 ランビュールからしてみるとシエラは華やかな人。シエラは確かに血まみれですけど、結構気位は高いんですよ。 主人以外には絶対膝を折らない。頭を下げたりしない。そんな人。 ランビュールにとっては自分みたいな暗いところで暗く生きている人間とは天と地も違う。 ランビュールは王様の脅迫まがいの命令にいとも容易く折れてしまった訳ですからね。籠の鳥になってそれに反発心はあっても、彼女のようにそれに抗えない。誇りがない。 だから、そんな華やかな人が自分みたいな暗いところで暗く生きている男の部屋を尋ねてきてくれることが嬉しいと感じる。 そんな根暗男なんで、多分私も好きなんでしょう(笑) ランビュールと恋仲になっていくと、何度なく触れてきたりするたびに「気持ち悪くありませんか?」と聞いてくるんですよね。 シエラは結構ランビュールが好きなのでなんでそんなことを思うんだ、って思うんですけど、ランビュールからしてみると毒なんてものを扱っている薄暗い男、気持ち悪くないですか?っていう感覚。 不器用な男なので、告白をシエラにした時もなあ。シエラは告白聞いて考えて、自分もランビュールが好きなんだと気付いて泣いちゃうんですが(いや、本当は泣いてないのだが)、その悩んでいる姿を勘違いしたらしくて、「やっぱり嫌ですよね、僕みたいな男」みたいなこと言うんですよね。 基本的に根暗で後ろ向き。 シエラも「どれだけ自虐的なのよ。好きだと言われて嫌で泣くなんて、どんな嫌われ方だと思う」なんて言ってます。 いつになく動揺しているランビュールを見てシエラが不気味笑いしてますけど…ちょっとばかりからかっただけだったのでした。 「…ふふ、だってあんたが変なこと言うから」 「変じゃありませんよ。僕は本気で心配して…」 「だって、笑える。有り得ないわよ」 「…僕があなたを好きだということが?」 「馬鹿。本当に自虐的な奴ね。好きって言われて、悪い気なんかしないって言っているの」 あれ…なんだこれ…このバカップル会話… 私シエラを見ているとこういう時驚きます。マーシャルのときもそうなんだけど… シエラって本当に身分でものを考えるところがあるなあとは分かっているんですけど…ジャスティンやブライアンがもし相手だったら、絶対これ「有り得ないこと=相手が自分を好きということ」ですよね。 貴族が元奴隷である自分を好きなんてありえない、みたいな。 ところがマーシャルやランビュール相手だと「あんたのこと嫌ってるなんてありえない」って意味になるんですよね。なんぞ、この違い(笑) ランビュールは貴族ですが元平民ですし、シエラも時々言っているんですが貴族だとシエラに思われていないんですよね。らしくないから。 それどころか「うだつの上がらない貧乏貴族」扱いですからね。 あとになって分かるんですが、実はそうでもないんですよね。だってなにせ王様直属で暗殺するための毒薬作りをしている薬師です。 で仮にも貴族。 実はランビュールの部屋にあるものも作っている薬の材料もかなり高価なものであることをあとでブライアンから聞いてシエラが驚くんですが、それくらいシエラにとってはランビュールは自分と近しい者扱いなんですよね。 その方が幸せな気がしますがね…ジャスティンとブライアンは貴族と王族と言うだけで、既に幸せになりきれないくらいですから(笑) だから割とシエラも甘いというか、ランビュールが自虐的過ぎて逆にシエラの方がフォローしているところが結構あります。 自虐的なところが可愛いんですよね。「あなたが泣くくらいならからかわれている方がまだマシか」なんていうし。 こんな地味で暗くて、なんだかなよっちそうな男なんですが、私一つときめいたところがあります。 実は、結構力持ち(笑) シエラがなにせ強いので、ランビュールは引きこもりの学者という時点で力もなさげに余計見えるのですが。 毒薬なんて作っている家系なので、やっぱりどうしても命を狙われやすい。 だから小さい頃から鍛えているらしくて。傷をこさえてくるシエラが治療を嫌がると、無理やり軽々とひょいと持ち上げて連れて行っちゃう。 うん、やっぱり強い人とか力のある人好きなので、それまでよわっちぃイメージがあるだけに、お姫様抱っこはときめいた(笑) 街に出ているときは髪下ろしているんですが、あれも好きだ。 あとたまにSっ気入る。こういうところはやっぱりブライアンの友達だなあと思います。 最初はなんで地味な男と派手な男が仲いいのだろうと不思議に思いますが、似ているところありますからね。 怒ると怖いところとか、毒に詳しいところとか。学友だからってのもありますが、あの二人は穏やかなだけの知り合いじゃない。 シエラはどうしても職業が職業なので酷い怪我も毎日のように作ってきます。 元々はたから見ていると自殺願望があるんじゃないかと思うような戦い方をする。別にそういう訳じゃないんですけどね。 シエラは暗殺者時代にそういう戦い方しか学んでいないんです。自分の身を省みないような戦い方が多い。 だからいくら強くなっても怪我が絶えないところは変わらない。カーティスがみっともない、なんて言ってましたけど。 まあ、もとよりシエラが自分を大事にしたりはしませんが。 主に切り捨てられるまで使い切ってもらうことが幸せなくらいですからね。 だから、そういうある種自虐的な戦い方で自分を大事にしないシエラに、ランビュールはよく怒る。 医者ですから手当てしてくれるんですが、医者で恋人だからこそ、自分を大事にしないシエラが許せない。 シエラは「そういう仕事だから仕方ない」といつも言うんですが、それにランビュールが一言「その言葉は聞き飽きました」とつめたーく言う場面があります。 この場面のきーやんの冷たい感じがたまらん(変態) しかも他人がつけた傷なんて余計に腹が立つとかいう。 だったらいっそ、自分で傷つけてしまおう、なんて思って、治療中なはずなのに傷をえぐってきたりする。 このドSっぷり(笑)完全にエロいです、やばいです、発禁かかりますよロゼさん!!! 「毒を使ってでもあなたを守れたらいいのに」 「監禁でもするつもり?」 「いっそのこと、ってね。ふふ、暗いでしょう?」 「暗いわよ」 「…僕は暗い男だから、実行してしまいそうになります」 ランビュールらしい発想です。監禁願望はアラロスだとスチュですが(笑) Sっ気もあるけどMっ気もある女なので、本当にされたら多分ぶっ飛ばしますが、されてみたいという感覚はある(笑) 行動云々より、それくらい思われてみたいという意味ですけど。ある意味本望かもしれないなと。 ランビュールは自分のそういう部分がちょっと怖いとも思っているようですが。それでも本当にやってしまいそうな自分の嫉妬深い本性を怖がっているというか。 相手を傷つけてしまう気がして恐ろしい。 さて、ところでこの辺りでちょっと不穏な動きが出てきます。 何故かランビュールの周りを国王直属の近衛兵がうろついているのを見てしまう。この近衛兵は王の命令なら暗殺でもなんでもやる、一番汚い部分の仕事を背負う人たち。 エドワルドいわく、ランビュールは国の宝だから見張っているのかもしれないね、とのこと。 ラストの方でランビュールが一人で出かけているところをこの近衛兵がつけているのを見つけてしまいます。 まさか殺されてしまうんじゃ、と思ってシエラは血相を変えてランビュールのところへ駆け出す(ランビュールは王様の暗殺に関わっている=国の闇の部分に深く関わっているので、秘密もたくさん知っている。だから不必要になればかえって邪魔な存在にもなりかねなくなる) このイベント、好きだなあ。シエラがとても可愛い。 シエラは何せ基本的にはとても冷めている部分がある子なので、そんな子がこういう行動を起こすところにランビュールへの愛を感じる。 最後泣き出しちゃうし。 (…殺されてしまうかもしれない) 死が、あんなにまで怖いとは。 自分の身の危険よりも、よほど怖かった。 彼の死が… 「…ねぇ、私も、もっと自分の体を大事にするわ」 ここ、いいなあと思います、素直に。 それまで自分のことなんて省みなかったシエラが初めてランビュールを心配することによってランビュールが自分を心配する気持ちを理解する。 とにかく他のルートでこんな風にシエラは言ってくれないので(笑) 自分を大事にするなんていってくるシエラは貴重ですよ!!! エンドなんてもうラブラブだよ。シエラもメロメロだもん。 ランビュールに抱きついて「いいにおい」とシエラが言ったら「え~~~~僕がですか!?」とかランビュールが言うんですが、その時の「え~~~~」が可笑しい(笑) それにしてもこのランビュール、まだまだシエラに隠していることがある。シエラも最後の最後にならないと気付かない、ちょっと「怖い秘密」。 それは最後にするとして、そこまで重くない秘密はないの、とうシエラにランビュールが打ち明けた秘密ですが… 一つ、師匠を超えようと思っていること。 シエラにとってのカーティス同様、ランビュールの師匠も相当酷かったらしい。 趣味程度にしか毒は集めていないはずなのに、何度も殺そうとしたランビュールの無味無臭の毒をかぎ分けたとか。 相当悔しがって、ちょっと壊れちゃったランビュールがいつか仕留めます、と張り切ってました。このあたりのランビュール、本当に完全に壊れてました(笑) 笑った…w シエラも「あんなにむかつく師匠なんてカーティスくらいだと思っていたけれど他にもいるのね」とか言ってます。 あと目が悪いらしい。だから目を細めていただけだったそうです。で、グルグルメガネだとばらしてくれました。 最後までかけているところは嫌がって見せてくれなかったですけどね…! あれですか、ビタミンのはじめみたいな感じなんだろうか(笑) で、最後!結局ランビュールの正体なんですが… 実はこれを書くにあたり、回想イベント見直して初めて気付いた…!(え) いやー勘違いしていた!!!本当に!!! あのですね、ラスト、シエラは気付くんです。 ランビュールの怖さに。そして思い出す。 「普通そうに見える奴が一番怖いんだ」 カーティスの部下、アリクがかつて忠告してくれた言葉。 カーティスは稀代の天才暗殺者ですが、その職業柄、挙動は逸脱しているんですが、見た目こそ普通です。そしてとても地味。 アラロスでも言っているんですが「僕は人を殺すことが得意なだけの平凡な男です」と言う。 カーティスを知る人からしてみればどこが平凡なんだ、となるんですが、確かに見た目だけは平凡といえなくもない。 だからこそ、怖い。シエラからしてみると、物凄く化け物なのに普通に見えることが怖いと思った時期があった。 そうして、ランビュールは、そのカーティスにとてもよく似ているんです。 地味だけれど、実は怖い男。 とても似ている。何故今まで気付かなかったのかというくらい似ている。 「闇の組織の長にもってこいな男だ」というようなことを言っているんですが、これで私勘違いしておりました。 ようするにカーティスに似ているんだから、ランビュールはこの国の国王の闇の組織の長なんだろうと。 まあ、多分それも間違えてはいないんだと思うんですが。 近衛兵と話してますしね。 でも、ランビュールの正体はもっと単純でロゼの言いたかったのはそれじゃない。 あの男、カーティスの弟子だったんですね。 思えば前に書いてますが、ランビュールの師匠って趣味程度で毒薬を集めていて、とてもいやな奴だったとシエラに話しています。 そしてもっと前になりますが、カーティス=ナイルが毒薬収集が趣味であることは書きました。 ランビュールの話していた殺したいむかつく師匠ってカーティスですね、どう考えても。 シエラは明確にそうは言わないんですよ。ただ「私を見張れって言われたのか」と疑う。 誰がどうのとは言わないから意味が最初見た時分からなかったんです。 つまりカーティスがランビュールにシエラを見張れといわれていて見張っていたのか、と疑った訳ですね。 まあ本人もそれはすぐに否定して、自分がランビュールに近付いたのだ、と言っていますが。 多分偶然といえば偶然だったのかもしれません。ランビュールとシエラは偶然実は兄弟子と妹弟子だった。 でも、あれでしょうねぇ、偶然だったとしてもランビュールとカーティスが全く会っていないとは思えない。 いつか殺す、とか言っているくらいだし。 つまり、ランビュールからシエラの様子聞いてはいたんじゃないだろうか。まあ、カーティスが興味示したかは謎ですが。 最悪なこと考えると、カーティス殺害エンドなんて、ランビュールから話聞いてからシエラ殺しにカーティスが来た可能性も。 なんにせよ、ここでのランビュールの秘密はまさしく「カーティスの弟子だった」ということでした。 でもどうもまだ秘密ありそうなんですがね… それが恐ろしいと思いながらもランビュールを愛しいと思う自分が不気味で怖い、という台詞で幕を閉じてますから。 こ、これは…ランビュールもしかしてロワイヤルでさらになんかオチがある予感…ドキドキ。 それにしても回想見直して初めて気付くとか私も鈍感です。 散々カーティスの回想が出てくる訳だよ。 やっとこれで一つ腑に落ちた。 「地味だ」って口癖のように言うのも、そもそもカーティスの口癖が移っているのかもしれんな。 さて、長くなりましたがこれでランビュールも終わり。 次は攻略対象としては最後のキャラ、ミハエルです。 ミハはルートとしては私は一番好きでした。 がっつり語れるかなー PR |
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HN:
深紅
性別:
女性
自己紹介:
共感する言葉は「苦しい」「辛い」「切ない」。
好きな言葉は退廃と殺伐と絶叫と断末魔。
最萌は知盛、泰衡、ナーサティヤ(遙か)とe-zuka(GRANRODEO)と杉田智和(声優)
表向きより虚ろ気味な基本根暗の乙女ゲーマー。
好きな言葉は退廃と殺伐と絶叫と断末魔。
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