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根暗乙女ゲーマーの無意味自堕落私生活。
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この胸に今も残る蜃気楼に焦がれて
浮かべた夢をかぞえて 眠る夜に別れを
思うままにはばたける自由を今求めて



アロー、なんか日記書きまくってるな自分、美合でございます。(今日の日記、長い、長いですよ。しかも下部にはペタアリテキストやっと続きです。)
ミラージュ、好きです。最近今更でマイブーム。着メロもミラージュ。
さすがちゃんとそれ用に作曲作詞されてるだけあって、アラロスの世界観がよく表れてますな。
「この胸に今も残る蜃気楼」なんて、単純な言い方してアイリーンだわね。もっと奥深い解釈ちゃんとしてますけど。
アラロスにしてもアリス関連にしても奥の深い作品過ぎて、プレイしないと根本のところを汲み取れないので、なかなか日記で色々書こうと思っても書けないんですよね。
言葉で表すにはあまりに難しいテーマで重いテーマがあるから。
もうね、騎士については私は匙投げます(笑)
あきらさんがきっと色々考えて語ってくれると信じてる。私、SSは書けるけど、この人語るのは無理。
あえて言うなら失望したの。こういうと悪い意味に聞こえるんだろうな。実際よい意味ではないですが。
「愛してるよ」の後に冗談にされたところで失望した。
なんか、実感した。失望って、本当の意味の失望ってこういう感情なのね、と。
嫌いではないですよ、エース。これからも口では最低だなんだと言いながら、きっと応援していきます。書き続けていく。
でも、あの時に私は失望した。それも事実のまま変わらないままです。
アリスは「この人は私を殺す。私はこの人を残して死ぬ。それだけが悲しい。この人を残していくことだけが残念」だ、と言いますが、これは珍しくアリスの言にしては私は共感できなかったのです。
私は極端な言い方をすれば白兎系統の人であり帽子屋系統の人なので、もし私がアリスなら自分が殺される時に相手も殺すし、残していくなんてこと絶対しないから。
いや、分かってると思いますけど、本当にはしませんよ?(笑)
ここはワンダーワールドではないので、いくら気違いの私でも本当にはしませんよ。
ただ、考え方としてはそっち寄り。
まあ、もしかしたら案外自分ではそう思ってても実は献身的な部分があって、アリスと同じ立場になったら自分だけ死んでた、なんてこともあるかもしれませんが。
逆に相手だけ死んでたらやだな…(笑)
そういうありはしないだろうけど、仮定で考えることは割と私はしょっちゅうですね。
ついで難しいのがピアスですが、難しいっていうかなんかまだ現在進行形で尾を引いて恐怖の対象なので…普通に怖いよ、あの子。
私は複雑な男が好きですが、我が親友ほどではないのです。
わが親友の好みときたら、複雑奇怪過ぎて全く読めないような男ばっかり。
私は複雑な男が、たまに人間らしい部分を見せる様で落ちるタイプなので、全く分からない男というのは落ちようがないのです。
エースもね…ああいう本音っぽいこと言ってるところで、そのまま真面目になっちゃったりなんかするとギャップ萌えで私落ちるんだけどな…
今回前述したとおり、それさえも最終的に冗談にされて、結局分からないままだったので落ちるには至りませんでした。
本当、あそこで否定がなければ落ちてたのに…惜しい。
でも浮気したくないしな…これでいいのか、私はボスのものだから(真顔)
エースの部屋に関しても書こうかと思いましたが、我が親友が嫌がりそうだから心の中にとどめてやめとく…(笑)
ボスは今回はアリスの「ブラッドは偽悪家だ」という言葉の一言尽きる気がしました。
そそ、ブラッド回想全部埋まったんですよ。ついコンプしてしまった…
ハート上げないでみるイベントと、白兎とのイベントも見たわけで。
ハート上げないでみるイベントは、今回それ以外もだがアリスがボスの服にいやにこだわるなあと思いました。
アリスがあの服がお姉さま方のテンションを下げる要素にはならないのか?と首をかしげてますが、ならないんだよなあ(笑)
むしろあの服でテンション上がった一人。
本当、今回ボスの趣味について色々イベント多いな…すべて悪趣味だっていうイベントだけどww
スーツの話で個性的だーって話されると必ずボスの服の話が出てくる。
ファミリーの幹部になったアリスとかちょっと見てみたい気もするけど、アリスが幹部になる日なんて絶対こないんだろうな〜
あと白兎とのかぶるかぶらないの話。
まあ、白兎が怪電波過ぎてボスがまともに見えること見えること(笑)
ボスと白兎の組み合わせって結構よくわかんない感じですが、ボスのがまともなことだけは確かである、まる。
あと非滞在でのメアとグレイイベントもそれぞれ発生させました。
メアは、デタ!やっぱりあるんだ、巨大きのこの上で水煙管!!
これぞ芋虫!いや蓑虫?ん?芋虫?
いかにもアリスじゃないですか。このイベント好き!スチルも綺麗だし。
メアはラリラリ…もう智和が面白すぎる…wwあの台本の読み方が…何回も巻き戻して見てしまいました(笑)
メアホント、可愛い。大好き、好き好き。
グレイはナイフくれるくれないの話で、アリスはかわりに心を見せるっていう。
グレイも可愛いんだよな〜なんか幸せになる。やさしいからかな。
結局このメンバーを上げていってのプレイだったので、たまたまというか、メア&ウサギのイベントも発生。
共犯者同士な感じでこのペアも結構私は好き。二人とも普段は単体だとギャグなのに、二人になるとシリアス全開なんですよね〜
さて、次は何の回想うめよっかな。
以下はペタアリテキスト続き。
タイトルがつかないんだよな…誰かつけてくんないかな(笑)
どうしてももともとが「Song of Love」聞いて書いてたせいで、それしかつけようがないんだけど、歌タイトルまんまってちょっと苦手なんですよね…
なんかないか考えないと…




―――――――――――――――――――――





「私は君が羨ましいよ、白兎」
夢魔は何故か少し悲しそうに笑ってそう言った。






「…気持ち悪い」

白兎は呟く。嫌悪感を隠しもしない。
相手は油断すると心を読んでくる可能性がある。

(相変わらず気持ち悪い…)

気持ち悪い。
今対峙している夢魔を見て、苦虫をつぶしたような顔をする。
この夢魔は心を読む。
相手の頭の中を覗き込むように、彼は容易く誰も彼もの心を読み取る。
それはまるで脳内をかき混ぜられたかのような嫌悪感を兎にもたらす。
実際読まれる行為はこちらが気付かないほどに身体的には害を及ぼさない。代わりに精神的に相手に苦痛を伴わせる。
兎は遮断する術は知っているから、今も読まれないようにそうしている。
けれど、気持ち悪いと思う。
他人に脳を覗かれ、無断で心を見られる。
なんて気持ち悪い行為をこの夢魔はしているのだろう。
あまりに気持ち悪すぎて雑菌がつきそうだ。
本当なら近寄りたくもない。

(でも、僕は運のいい兎だ)

運がいい。
今回に限っては運がいい。
どうしても会いたかった相手だが、会えるとも限らない相手なのだ。
この世界は不確実で狂っているから、絶対はありえない。
だから会えば厄介なはずの夢魔と会えたことを運がいいと思う。

(彼しかいない)

彼しかいないのだ。
時計塔の管理人が動いてくれればもっと話は早いのだろうが、あの時計屋ユリウス・モンレーは偏屈だ。
そうでなくても白兎も時計屋もお互いを好いてはいない。
あの根暗で陰鬱とした時計屋が、率先してルールを破るとは思えない。
だから、彼しかいない。

(僕の願いを叶えるのは、彼しかいない)

夢の中に住み、めったなことでは出てこない夢魔。
白兎が夢の中に現れなければ、そう簡単に出会うことのない者。
本来役持ちカードは定期的に時計の針が合わさるように、お互いに出会わなければならない。
そうして撃ち合う。撃ち合うことで、時間を進めていく。
この世界のルールだ。誰も逃れられないはずのルール。
けれど、この夢魔は違う。外れている。
すべてのルールから外れている訳ではない。けれど、このルールからは外れている。
それさえも「役割」なのだが。

(でも、それが幸いする)

そのおかげで白兎の願いは叶う。
そのために会いに来た。
あの偏屈時計屋の力を借りずに願いを叶えるために。

「…」

白兎は何も言わずに夢魔と対峙する。
傍目には何の変化もない。
けれど、夢魔はあからさまに様子を変えた。

「…なるほど」

夢魔は笑う、面白そうに。

「…面白い、面白いぞ、白兎。まさか君がそんなことを思うなんて」

そう言って中に浮いた夢魔は跳ねる。

「面白がってもなんでもいいですから、僕に力を貸してください」

白兎はちょっとの間とはいえ、心を遮断せずに読まれたことが不快なのか、気持ち悪そうに眉根を寄せる。
自分から遮断を外したとはいえ、どうしても嫌悪感が残るらしい。
願いさえなければ、今頃撃っている。

「白兎、他人になんの興味も持たない、自分にも興味がない、世界にも興味がない君が、そんなことを思うなんて」

夢魔は同じようなことを繰り返し言う。
白兎は少しイラついてきたのか、赤い瞳を濁らせて夢魔を見た。

「怖い顔をするな。これから私たちは共犯者なんだぞ?」

夢魔は苦笑する。

「僕は怖い顔なんてしていませんよ。あなたがさっさと快諾しないから、少し撃ってやろうかと思っただけです」

『共犯者』
その言葉に、夢魔が了承したのだと分かると、白兎は少しだけ睨みを緩和させた。

「あなたなら、僕の願いを叶えられますよね?」

「ああ、やれる、やれるとも。この私ならやれるよ、白兎」

夢魔は繰り返すと宙を飛んで身を翻す。

「頼みましたよ――――――――ナイトメア」

念を押すように聞いてくる白兎。
そのいつもとは歴然たる違いのある様子が、やはり夢魔には面白く映る。
面白く、興味深く。そして…

「私は君が羨ましいよ、白兎」

夢魔は少しだけ悲しそうに笑って言った。




さあ、アリス。僕のアリス。
これからお茶会を始めましょう。
あなたが好きなお菓子をたくさん並べて、おいしい紅茶に、お洒落なティーセット。
おかしな住人たちに、狂った世界。
あなたが喜ぶすべてを揃えて、あなたに優しいすべてを揃えて。

さあ、あなたを迎えに行く準備が出来た。
あなたを待って、この世界が回っている。
だから、おいで。
おいで、アリス。




―――――――――――――――――――――



なんだか若干ホラーじみてきた気が…アリスがハトアリよりクロアリのほうが不気味なシーンが多いからかな…
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共感する言葉は「苦しい」「辛い」「切ない」。
好きな言葉は退廃と殺伐と絶叫と断末魔。
最萌は知盛、泰衡、ナーサティヤ(遙か)とe-zuka(GRANRODEO)と杉田智和(声優)
表向きより虚ろ気味な基本根暗の乙女ゲーマー。
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