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根暗乙女ゲーマーの無意味自堕落私生活。
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あ、あんまりだ…orz
やっぱり攻略サイト見ないでやるのって難しいなああああ。
でも現段階でまださすがに発売して間もないせいで、ないんですよねーあまり。
という訳で。
カーティス殺害エンドに引き続き、処刑ENDを見てしまいましたよ…ぶほ。
感想を…と思ったんですが、見てみたらここまででろくな感想まとめてなかった気がするんで、まだ始めて間もないんですが、やってない人でも分かる感想をちゃんと書いてみようと思います(笑)I
とりあえず…今回は、大陸シリーズってこともあって、システム面からいうとアラロス寄りです。
ヒロイン・シエラですが、この子は奴隷上がりで、あの髪型は最後に母親に手放される前にしてもらったものということになってます。
だから、あの髪型にこだわるんですが、だからといって別の髪型しない訳でもなく。
シエラは、思ったより人間っぽいとは思うんですが、それでも経歴のせいでものの考え方がわりとあっさりしてます。
ただシエラの好きなところは暗殺者寄りの考え方をしていても、人間の心を完全には消したくないと思っているところです。
結構人間らしいんですよね。カーティスのアホの修行のせいで、段々酷いことすることに慣れはするものの、最後のラインはわりととどめていると言うか。
まあ、カーティスのせいでしょう、それも。
あの男、本当にシエラたちが言うまでもなく「化け物」なので。
感情云々が本気で欠落しておる。
アラロスの時も散々そういう描かれ方してましたけど、あの時はカーティスが基本的に恋愛対象だったのでそうそうひどいことにもならなかった。
けれど、今回はヒロインの「師」なのでそりゃもうえげつねぇこの男。
だからそういう男を見て、「こうなりたくはない」と思うことで、シエラはある程度人間らしさも失わないでいたのかと。
そんなシエラですが、家が貧しくて奴隷に出され、そこで売られていく途中でミハと出会います。
この頃のミハはまだマイセンと出会う前なので、ちょっとばかり印象が違うんですが。
いまいちまだミハが出てくるイベント見れてないので理由等が不明なんですが、ミハはシエラに「君は大成するよ」と告げます。
そして二つの道から好きなほうを選ばせてやるという。
一つは女の体を使って、上にのし上がっていくこと。もしかしたら王の后にさえなれるかもしれない。
ただしそれは、人をずっと頼って生きていくということ。
もう一つは血まみれの道。人を踏みつけ、壊し、殺し、自分も茨の道を歩かなくてはならない。
けれど、そのかわり誰にも頼らずとも生きていける道。
どちらがいい?と迫るミハに、困ったシエラは「真ん中を」と答えます。ミハはそれを承諾。
そのせいなのかどうかは知りませんが、後に奴隷からカーティスに見出され暗殺者の教育を受けたシエラは、カーティスの意向により、暗殺者ではなく、敵対する側の王侯貴族の護衛役になります。
それがエドワルドの部下としてな訳ですが。
カーティスの意向、ってのはちょっと色々と訳ありっぽくて私にもよく分からないんですが。
過去の話で、カーティスが監視役で仕事をするっていう話があって、その帰り際の会話のイベントがあります。
その会話の中でどうもカーティスは失望してシエラを暗殺者にすることをやめるんですが。
カーティスはアラロスの中で自分に感情というものがないことに気付いたりなんだりという話があるんですが、思うに自分と同類を見出して安心したかったんじゃないだろうか。
酷いのは自分だけじゃないと。シエラは自分と同じ生き物かもしれない、と言っていたし。
ところがシエラはそんなことはなかったので、失望した、ということになるのか。シエラからしたら、失望されて正解だったのかも。
ちなみに参考までに。アラロス去年プレイした時のカーティスの感想です。今読み返すとえらいイメージが違う(笑)
http://tengokuukiyo.seesaa.net/article/73678212.html
今だったらカーティスに対して全然別のこと言います、私…
去年の感想の中で「チェイカ、一体過去にどんな目に合わされたのか…知りたいような知りたくないような…」とかいてますね、そういえば…
ありましたよ、主にシエラが一番酷い目にあっていたが。
はっきり言って鬼だ、悪魔だ、あの男!!!!!
そりゃ、あんなんが自分のご主人様の恋人だなんていわれたら、チェイカじゃなくても殺しにかかるわ!
自分の弟子たちにあたるのに、訓練の中で死んでも生きてもどうでもいいって、本気で思ってるんだもん、この男。
カーティスの弟子として一緒だったのがチェイカとシエラ、そしてリル。
リルは可愛い子だったんですが、途中で死んでしまったようで。
その辺のエピソードはリリーイベントで見れます。
リリーについてはあとで触れますが、このリル、見習いのお仕事の中で死んでしまったようで、チェイカとシエラで埋葬するイベントがあります。
とても仲が良くて一緒に支えあってきた仲間であるリルの、あまりに惨めな死に様。
カーティスがその場に現れた時にシエラは「リルはこの化け物の命令で死んだ」というような表現をしています。
カーティスはリルやシエラが死のうが生きようがどうでもいい。だから危険な仕事だろうがなんだろうが、吹っかけてくるわけですが。
自分の命令で死んだリルの姿を見たところで、カーティスが何か感じるはずもなく。
チェイカからしてみれば、カーティスは友人を殺した仇にも等しかったんですね。
それでアラロスであれだけ荒れていたのか、とちょっと納得(笑)
話それましたが、そんな訳でシエラは国の第一位王位継承権のある王子エドワルドの下に付くことになり、暗殺者から暗殺者と敵対する「守る側」になります。
これがミハのいう「真ん中」なのかな。
エドワルドとの初対面も大概あれな感じですが。
でも問題は結局その後なんだろうなあ。
エドワルドはこれも大概ひどい人ではあるんで、シエラを道具のごとく使います。そしてシエラはそれによって自分の存在意義を見出します。
「君のために指一つ動かす気はない」
一見するとひどい台詞なんですが、シエラは、というか、護衛メイドっていうのはそれを喜ぶものみたいです。
主が動いては意味がない。自分たちが動いて主は動かないで命令すればいい、そういうもの。
エドワルドが動いたらシエラたちの忠誠心は裏切られたことになる。エドワルドが動くということは、シエラたちが動くことができない、価値のない無能品ということになってしまうから。
「僕のために死んでくれ」とまで言いますからね、エドワルド…まあ、ぎょっとする台詞ですが、シエラからしてみたらそれも愛情のうちらしい。
この二人の主従関係ははたから見たら明らかに歪んでるんですが、でもそういうものかもしれないな、主従の強い絆って。
はたから見て理解できないからこそ、強いというか。
エドワルドには兄が居て、それがジャスティン。腹違いの、性格もまるで反対の王子。
第二王子であるにもかかわらずエドワルドが第一位継承権を持っているのはお母さんの身分が高いから。
ジャスティンのお母さんは身分が低く、半ば軟禁されるように暮らして、病気で死んでしまっている。
ジャスティンはエドワルドから王位継承権を簒奪しようとしていて、あからさまに敵対してきます。
金髪の、見るからに人当たりのいいエドワルドと、こわもての無愛想なジャスティン。
民衆の支持率は当然エドワルドのほうが上で、貴族支持率も同じく。
だからこそ、ジャスティンは苦々しく思うわけですが。
しかして、この兄弟、ジャスティンも昔からエドワルドが嫌いな訳じゃなかった。
昔は仲が良かったのです。しかし、エドワルドは第一位王位継承者となり、ジャスティンを裏切った。
これはジャスティンルートやってても処刑エンド見ても分かることなんですが、本当はジャスティン、多分王位なんてどうでもよかったんじゃないかと思います。
ジャスティンがエドワルドに裏切られた、と思った理由はお母さんのこと。
病気で死にそうだったお母さんに王宮の医師を派遣するかどうかで、エドワルドは派遣しなかった。それを根に持ってのこと。
ジャスティンはそういう意味ではとても分かりやすく、理解も出来ます。
元々はエドワルドを可愛がっていたからどこか割り切れず、むしろ心配してしまったりする。
自分で刺客を差し向けて、本気で殺そうとするのに、その反面で自分以外の人間がエドワルドを暗殺しようとするとシエラに情報を流して、「守らなくていいのか」って言ってくるんですよね。
「俺以外に殺されたらかなわんからな」と言ってますが、本当は心配なんでしょうね。
そんなツンデレ王子は、すっごくまともないい人でした。
よくありがちですが、無愛想に見えて本当は優しい人で、実は隠れて孤児院に寄付を大量にしていて、子供たちとよく遊んでいたりする。
そのために一人でお忍びで歩いているところをシエラに見つかって、危ないから、と毎回つけまわされることになるんですが(笑)
でも段々一緒にいるのが普通になってきて、いないと逆に「こないのか」とか言い出すし(笑)
きゃわいいなあ。
どうでもいいけど、髪上げてメガネかけてる格好…ギルカタールのどっかの鬼畜メガネ大臣とかぶるんですが、見た目が(笑)
ジャスティンのもう一個すきなところは、剣が強いところ。
一応貴族や王族もたしなみ程度に剣術はやるらしいんですが、普通は護衛がいるのでそこまで強くはない。
でないと護衛の意味がない訳ですし。
ところがジャスティンは鍛えすぎてめちゃくちゃ強いので、部下のマーシャル(本来護衛長なのでマーシャルはもちろんすごい強い)でさえかなわない。
守るべき主人の方が強いんだからすごい。
すみませ…強い人大好きなんです(笑)なんか王子っていうより騎士のが向いてる、っていう台詞であのピーカン笑顔の卑猥様が脳裏に蘇ってちょっとむかつきましたけどね(笑)
惚れられてストレートに告白されてからは、なんかその後はもうジャスティンも転がり落ちるしかないようでした(笑)
シエラにメロメロ過ぎてすっげぇ優しいわ甘いわで。
す き だ。
ただこの人、ちょっととんちんかんなところあるんですけどね。
別に妬いてもいない場面で「妬いてるのか」とか言い出すし。いや、違うから、みたいな。
ただなあああああその後「でも俺のほうが妬く」とか可愛いこと言っちゃうしなああああああ←
あー好き。でもジャスティンのイベント22で止まってますからねええええ。
それで処刑エンドになっちゃったんですが。
22までの段階で、ジャスティンは王位よりシエラが欲しくなったようで、エドワルドに談判して王位を放棄しちゃいます。
やると思ってたよ、やっぱり…(笑)
そんでもシエラは仕事としてはエドワルドの部下をやめるつもりもなく。
シエラとジャスティンコンビ素敵なんですが、まあ、それはそれ、これはこれというか。
エドワルドとの絆も深いですからね…
あの兄弟の拳の喧嘩はなんかすごい音してましたが。当然ですが、ジャスティンのが遙かに強いので、エドワルドがぼっこぼこにされてました。
「死ね!」ってあなた…ガキの喧嘩ですか…
あの時ばかりは剣での対決では力抑えていたジャスティンが本気でエドワルドにぶつかった瞬間というか。
もう我慢ならん、って言う感じでした…
処刑エンドは、王位継承争いをしていた兄弟の弟、エドワルドが負けるっていう話な訳ですが…
前の日記でエドワルドが何考えてるか分からないって言ってますが、ちょっとだけ見えた気がしたこのエンド…
っていうか、ある意味狂ってるけど、やっぱり。
最初から負ける気でいて。
自分もその歯車のひとつとしか見ていないっていう。
実は兄が王になってくれたらいいと思ってて、エドワルドがそのためにシエラと最初に約束したことは「段々とこれから自分のものを削っていく」ということ。
エドワルドは明らかに間違った方向にではあるんですが、ジャスティンが本当に好きなんだな。
だから本当に心の底から兄が王になればいいと思ってる。
自分はジャスティンより環境も後ろ盾も金銭面でも恵まれていて最初から立っている位置が違いすぎるからフェアじゃない。だから、自分の方がもっているものを段々と削っていく。
自らの恵まれ持っていたものを、自らの意思で削っていく。
多分まだ明らかになっていないんですが、その一環としてシエラによるエドワルドの母親暗殺があったのではないかと思います。
エドワルドからすればジャスティンのほうが大事で、自分の母親でさえ削る対象だった。
そして最後に自分自身。
結局支持率がないことで王位継承権を剥奪され、エドワルドは処刑されることに。
「僕の望みどおりになった」となんだか穏やかなエドワルド。
もっと嫌な奴だと思ってたけど、そうではなかったんですね。
いうなら「悲しい人」だった。
腹心の部下であるシエラも当然一緒に行く。地獄へ。
「きみと一緒に行く道ならどこまででも」
これはそういう意味での台詞でした。
エドワルドの思惑にやっと気付いたジャスティンは「これが本当にあいつの願いだったというのか」と呟いてますが。
そして最後シエラはエドワルドが断頭台の露と消えるその瞬間、同じように自分の首を掻っ切るという…オーマイガー!なバッドエンドでした。
大体予想してたけど、やっぱりこういうエンドあるのかー…orz
普通に凹みますね、これは…ああ…

あとはシエラの価値観とか、まだ書きたいことあるんですが。
ジャスティンが故郷の話してて、お前は?とシエラに聞くんですが。
ジャスティンは当然優しいから昔はたまに帰っていたそうなんですが、シエラは売られて以来帰ることも調べることもしてません。
もしも家族が幸せなら、許せないで殺してしまうかもしれないから。
でもその反面で幸せであることを願っている。愛しているから。
居場所が分かってしまうと復讐してしまうかもしれない自分に、自分が信頼できないから探さないでおく。
もしまだ貧しかったとしても助けない。
助けないかわりに殺さない。
そういう曖昧なままにしてあるらしいんですよね。
分からなくはないかな。物凄く暗い考え方ですけど。
問題提起が「愛する」ってどういうこと?っていうことらしいんですが。


感想長い…
次こそはジャスティン落とすぞ!
そしてエドワルドのこともちょっとだけ理解して、嫌な奴っていうだけじゃないんだなと思いました。
この兄弟すれ違い激しすぎる。
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