緋色の欠片 狗谷遼（Cv.野宮一範）

一面に美しく咲いた、薄紅色の花びら。



春ですね。
本当に、春だなあ…と、桜を眺めてしみじみしていることが多い気がする今日この頃です。
もう今年に入ってからずっと口癖でまたか、とリアルでは言われるんですが、この季節が来てどうしても忘れられない桜が去年の平泉で見た桜です。
本当は今年もこの時期に行きたいと思ったんですが、色々と無理そうなのでとりあえず春は断念。
野望としてはあと秋と冬に行ったことがないので、二～三年内の秋と冬に平泉に行くこと！
…まあ、死んでなければですが。

異動して二日が経ちました。
新環境はわりと知り合いが多いせいか、すんなりと慣れそうです。
前の支店に比べるとかなり仕事量が少ない支店なので、帰りも早い。
先輩達とも仲がいいので、今度支店の歓送迎会とは別に三人だけでも歓迎会してくれるそうです＾＾＾＾＾
焼肉食べ放題＾＾＾＾＾＾←自分も先輩も肉大好きの肉肉しい支店
融資の方は明日から本格化しそうなのでまだどうなるか分からないけれど。

そんなで仕事はすんなりと変化に対応できているのに、むしろ冬から春への季節の変化に気持ちが追いつきません。
なんというか、ぼんやりする時間が物凄い多いです。
桜とか、青い空とか、寒くない風とか。
そんなものに触れると、ちょっと前ならああ、春だなあと嬉しく思ったものですが、なんだか今は理由もなく苦しい。
特に何かあるわけでもないはずなんですが。
冬場に落ちた時みたいな「死なないかな」という感情はちょいと安定してきた気がするんですが、綺麗なものを見るとなんだか悲しく苦しく切なくなる気がする。
なんだか置いてけぼりの気分なのかもしれません。
やっぱり慣れ親しんだ支店を離れたことが寂しいのだろうか…うーむ。
ああ、でもそんなことがなくたって春は出会いより別れが多く、楽しさより切なさが先立つ季節です。
私にとっては季節がどう移り変わろうが、逆に時間が止まろうが、生きている＝悲しく空虚で切ないこと、でしかない。
まあ、戯言ですけどね。


そしてやっぱりすぎのこと。

先日ジャンクションが終了に物凄い落ち込んでいたんですが…ちょっとだけ浮上できる情報が＼(^_^)／



◆「杉田智和のアニゲラ！ディドゥーーン」
　放送日：超！Ａ＆Ｇ＋　隔週木曜日２１時００分～２２時００分
　出演者：杉田智和


いやったぜすぎーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！
ワンマンですが、すぎがまたパーソナリティでのラジオ番組開始！
私、ジャンクションを好きだったのはやっぱり森田と祥ちゃんとすぎのやりとりが好きだったというのが一番の理由だったのでそれは埋められませんが。
もう一つ、すぎがパーソナリティでなにか特定の漫画やアニメをテーマにしてない番組であることも好きな理由でした。それはこれで埋められる！
やさころラジオとかもしてますが、あれはやっぱりやさころをフィーチャーする番組なのでそれが中心だし。そうするとちょっとすぎの私生活の話がなくなっちゃう。
色々話してくれるといいなあ。
木曜日はこれから毎週ラジオの前で正座ですね！
それにしてもすぎの影響でか、水樹奈々ちゃんのかわいさに最近ノックダウン中です。
奈々ちゃんかわええなああああ←





そうして全く関係のない話。

Are you Alice？のメーカーIMの作品って実は短編とかだと色々出ていることは知ってたんですが、こんなの発見＾＾







平田＆石田＆☆…これであと関氏がいたら最遊記になれるかな（笑）




『声を聞くだけで涙が出るのは、今でもあなたが好きだからかもしれない。』


さて、それでやっと本題ですが。
緋色の欠片感想。最後は狗谷遼です。
最初はあまり気にしてなかったんですが、主題歌の藤田麻衣子さんの歌をちゃんと聞いてみたら、切ない歌ですね。
ＤＳ版の歌はＯＰが「今でもあなたが」（今でもあなたがの歌詞）、エンディングが「横顔～私の知らない桜～」（横顔～わたしの知らない桜～の歌詞）
先日横顔の方はカラオケに入ってるから歌ってみたんですが、ものすごい難しかったです。
でも個人的には「今でもあなたが」の方が好きだったりします。
さて、遼感想いきまーす。

思ったよりはエロくなかった＾＾＾＾＾＾（どんなエロさを想像していたんだこいつ）
まあ、考えてみたら１８禁ゲーじゃあるまいし、乙女ゲーの限界はこの辺りですよね、と。
とはいえ、守護者の中が一番アレであることは間違えないですが。
遼が露骨で、祐一が天然エロって感じが。
ルートは蛇とかなり話が被っていて、最初はなんとなく珠紀が大蛇に好意を寄せている感じです。
蛇と同じストーリー…つまり、やっぱりなんか色々理解できないまま終わる。
蛇がなんで裏切ったかも相変わらず腑に落ちないし、しかも今回は正直遼と珠紀が仲良くなる件がいまいちでした。
なんか物足りないというか…演出が足りない？というか。
気が付いたら遼がなついていて、「あれ？なんで急にこんな仲良くなってんの？」という感じがしました。
いまいち説得力に欠ける。
遼が守護者や玉依に対して嫌悪感を持っている理由もいまいち説得力に欠けるというか…理由付けがあまりされてない感が。
血の匂いを嫌がる、というのがなんか理由もなく大前提化されてる気がするんですよねえ、遼って。
正直意外だったというか。
遼は狗谷ではなく、本当は犬戒だった…ってな訳ですが、字面だと「犬」より「狗」のがやっぱり合う気がする。
だからそういう意味では、最後遼が狗谷の方をこだわりがないとはいえ、選んだのはしっくり来たんですが…
遼はそもそもイヌっていうよりオオカミっぽいんだもんなあ。
そのせいか、外見だけだと血が好きそうに見えるというか…争いとか好きなヤンキーっぽいというか（笑）
だから遼が妙にまともなこと言ったり、玉依の匂いを嫌がったりするところが私には結構違和感があったというか（まともなこと言うとハナから思ってないあたりが…）
プレイしていても、あー意外に悪いやつではないのか、と思ってることが多かった気がします。
しかし、しかしですよ、真に優しい人ってやっぱり拓磨みたいな子のこというと思うんだ（真顔）
わりと思ったよりはそこそこ遼かっこよかったと私は思うんですが、どうやら世間的には賛否両論らしいですしね（笑）
うーん…確かに知盛狂としてはちょっと似てる部分があるので、二番煎じっぽい感は否めないな…
お前だけが主人だ、玉依姫じゃなく珠紀おまえ自身が俺の主だ、と事あるごとに言われますが、その割りに遼が命令してばっかりですしね。
遼なりに甘えてきているというのも分からないでもないので、珠紀がほだされるのもまあ、分かる気もするんですが。
あの二人は拓磨と珠紀だとケンカップルと言われるのに対して、わりとバカップルっぽい。
珠紀も甘いな～とあの空の下で～の方をプレイしながら思ってました。
ううん、でもやっぱりなんであんなに守護者になりたがらないのか、分かるようで分からないというか…
守護者そのものの本来の役割だとか、束縛されている事実とか、玉依姫が本当は生贄を捧げる汚い仕事を生業としているとか、そういうのを知っていた訳ですから嫌悪するのが確かに普通だとは思うんです。
そうは思うのに、何故か納得がいかないという謎の現象…
多分、他の守護者だってただ甘んじて守護者やってる訳じゃないことを知ってるから、遼がそういう風に考えることがちょっと嫌なんだろうな。
人の気も知らないで、という感じがあるというか。
でも本当は口でいうより狗谷家のこと大事に思ってるのかもしれないなあと思いました。
お父さんは生贄になったっていうし。お母さんが一人いるだけ。
そのお母さん大事にしているとか。遼が話したがらなかったりするのもあってか、そういうエピソードは抜け落ちていたんですが、もっと狗谷家の話とか出てきてもよかったんじゃないだろうか。
犬戒家の両親にしても狗谷家の両親にしても、珠紀の親が珠紀を完全にネグレクトしたとしか思えないレベル並に無関与過ぎ。
慎司君が出てきたのは当たり前だけど。激怒するとは思わなかったので、それもそれでびっくりしました。慎司君の方がよっぽど家に対して色々と思うところがあるんしょうね。
まあ、彼は遼と違って二回も捨てられてるしな…切迫度が違う。
にしても、遼ですが、この男、一体学校行かないで普段何してたんでしょう。
匂いに敏感なのも狗だから分かるんですがー…そいや、リアルに祖先が犬って分かってショック受けてたのは笑った（笑）
しかして、同行者にこんな行動取られたら、私はまず間違いなくおいていくことでしょう。






これで一応一通り終わり！
しかし悲恋エンドだけ残っているというお話で…
遙か３愛蔵版に移るべきか、悲恋やるべきか考えところです…