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根暗乙女ゲーマーの無意味自堕落私生活。
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アロー、美合です。
希望通り一日アラロスやってとりあえず全員落としました…!
まだ細かいイベント全部見切れた訳ではないですが、いやーさすがロゼ様。面白かった…!
普通にすんなりはまってしまいました。めっちゃ楽しかった…
挙句にPS2版の初回限定生産のドラマCDを締めに聞いたら笑いすぎて腹いてぇ…
先週月曜日もアラモで笑いすぎたらしく、一日喉同様に腹も痛かったんですが、明日もやばいやばい。
ロゼゲーム、面白すぎてオイラ死んじゃう…楽しすぎる。
それでは、ネタバレ満載で感想いってみましょー
ちなみにキモいとかも連呼してますからあしからず。
だってしようがないんだよ!本当にキモイものはキモイ。










全体的にとにかく素直に私は面白かったです。もーホント、面白い。
システムもアリス知ってる人間なら、もうそりゃありがたいほどにやりやすいシステム。
っていうか、長さがちょうどいい…ホント、それに尽きるよ…(笑)
ストーリーは、盗賊の国の王女アイリーンが、好きでもない男と結婚させられそうになるのを回避するために、両親である王と王妃に25日間で100万Gためるという取引をする、というものなんですが…
盗賊の国で、国民もみんな悪党ばっかりで、ギルカタールではそれが普通。
だけど、アイリーンはギルカタール風の普通ではなくて、もっと一般の『普通』になりたいのだと言ってせめて結婚だけは恋愛結婚がしたいとダダをこねる訳です。
そういう趣旨だから、とにかく終始『普通』が何であるかという話題が多い。
婚約者候補は5人で、これがどいつもこいつも盗賊の国の有力者だっていうんだから、そりゃもう悪党の中の悪党ばかり。
そいつらを利用して、それ以外にも利用できるものはひたすら利用して、とにかく100万G集めていけ〜!って感じ。
戦闘とかはRPG慣れしてる人間からしたら、そりゃもうアレなんですが、そこは乙女ゲーに求めちゃいけない要素ってことで。
とりあえず各キャラについて…
好きキャラランキングすると、多分…
1位 スチュアート=シンク 
2位 カーティス=ナイル
3位 あと全員同列
ってとこでしょうか。基本的に嫌いなキャラがいない。みんな好き。

アイリーン=オラサバル
ヒロイン。まったくもって『普通』とは縁遠い考えの持ち主。
もしかしたら登場キャラの誰よりも気性が激しくて、悪党向きかもしれない。
実はどうもギルカタールを創建した女神の生まれ変わりらしい??
魔法使いとご主人様のヒロインとどーも、もともと前世っていうか、一番最初の時姉妹だったもよう。
女神とか、なんだかいきなり壮大な話が最後のことの真相で出てくるんですが、前作を知らないせいなんだかなんだか、ちょっとこれは突拍子もないっていうか、なくてもいい気もしないでもない(笑)
これって、マイセンを出すためのちょっと無理のある設定、といった感じですが。
ま、それはさておき。彼女が『普通』になりたいってのも結局根源はそこに原因があったんですね。
人間に混じってギルカタールで生きていくためにはあまりに自分は悪徳すぎるから、とその能力を封じて『普通になりたい』と思うようにする、と自ら制約を立てて人間に混じっていった女神様なんだそうで。
『普通になりたい』とアイリーンが思うことは、一種の自分が生きていくための手段だった訳ですよね。
必然性だった。
既に『普通になりたい』なんて思うことじたいが普通じゃないわけだけども、それでも思わずにはいられないのはそういう事情があったからで。まあ、本人も知らなかった訳ですが。
アイリーンの考える普通は、実際問題ちょっとおかしいときもありますしね。
裏切られたら復讐したいと思う、二倍返し。そういうことを考えちゃうのは確かに普通のことだけども、問題はそこじゃない。
それを実行してしまうか否か。
そこが分かれ目なんだけども、やっぱりアイリーンは分かってないんだなあと思う。
とはいえ、私はアイリーン大好きです。こんな風に生きてみたかった。こんな女性になりたかったな。確かに可愛げのある子ではないけども、他の男どもの台詞じゃないけど、私にも可愛く映りました。
なんていうか、普通ではないかもしれないけど、人間らしいとは思える子だったので。



タイロン=ベイル(小西克幸)
一番最初に落としたキャラですが…やっぱりね、声が王様にしか見えないのよ(笑)性格も似てますしな。
身内には甘い、鈍感、がさつ、大雑把。っていうか基本馬鹿
結構終始のどかでほがらかなんですが…へたれなのはいいのよ、へたれなのは。っていうか予想ついてたし!!!
図体がでかいから洞窟で頭ぶつけてプリンセスにいじめられて、あげく自分ってなんて役に立たないんだとか凹みだしたりするし。
タイロン…とりあえずやっぱり枠が「幼馴染」なので、スチュとの話がとても多い。
アイリーンも感じてることですが、スチュとタイロンは本当に男の友情っていうか、とても信頼し合っているので(喧嘩するほど仲がいい典型)、女であるアイリーンはそれに入っていけないという嫉妬がある。
まあ、基本的に南の跡取りは完全に男受けする(というと御幣があるが…)性格してますからね。いかにも男の友情ものにありそうな性格です。
タイロンはその割りに結構女々しいというか…昔のこと引きずりすぎ。シチュのことは信頼してていつか立ち直るだろ、とあっさりしてるくせに…
そりゃアイリーンにずっと片思いしてたんだから仕方ないのかもしれないけど、いつもは兄貴肌なタイロンが、プリンセス相手になると妙に自信喪失してしまうんですよね。
プリンセスは昔シチュが好きで、タイロンはそれに気付いてた。自分を見てくれないことを知っていたから(しかもシチュのこともタイロンは好きだから、きっと喧嘩しつつもシチュ相手なら仕方ないという思いもあったのかもしれない)アイリーンが今になって好きだ、って言っても長年の片思いのせいでなかなか信頼してくれないんですよねー。
それが一番顕著だったエンドは駆け落ちエンド。あれ、マジひでぇ。なんつーか…
ぶっとばしたくなりました(にこ)
折角さらってくれるのかと思いきや、その後他の男のところに言ってもいいからとかいいやがる☆
貴様が好きだと言ってるだろうが、どこに耳つけとんじゃボケ。(すごい本音)
挙句二人の逃亡生活でも最後まで信じようとはしない。いつまで経ってもいつかはプリンセスが自分のもとを離れていくと思ってる。
…むかついてしようがない反面、なんだかどうしようもない気もだんだんしてきた。もしかして、そういうもんなのかも?自分が恋愛して100%相手を信じられるか?って自問した時に、答えは完全にノーです。
まあ、タイロンほどなのもどうかとは思うが…
これで普段は南の跡取りとしてスチュほど陰惨じゃないにしても、結構非道だもんなー強引な時は強引だし。
タイロンはいかにも男って感じがします。
やっぱり三下っぽいっていう評価は間違ってないけど(笑)なんでこんなチンピラっぽいんだ、この人。
タイロンは割りと他キャラに比べると見た目と中身が違わない方だと思います。想像した通りっぽい。
うん、まあスチュのこと好きすぎるのと、全然プリンセス信じようとしないところはあれだが。
そういえば、タイロンの唯一の美徳といえば文字通り身内に甘いところであり、分かったことが一つ。
克幸はアリスにも出ている訳ですが、キャラの共通点は一つです。

極度のシスコン。

おま…それでいいのか、タイロンもブラッドも(笑)
弟属性なんだよ、なんだかんだで基本の部分が。
そして見た目に反して(タイロンは図体がでかいのに反して、ブラッドは余裕ぶってるように見えて実は)実は結構な駄目男。
…どうしようもない人が気がしてきた…そんでもなんでだろ、ブラッドのほうがどうしようもない気がする…(笑)
タイロンはあとキスシーンがよかったです。お祭りの後のキスシーン好きだ。
あとそういや、克幸としては呼び方が「お嬢」から「お嬢さん」になったとか(笑)


スチュアート=シンク(諏訪部順一)
こいつホント、むっかつく…(笑)なんで一番好きだとか豪語してるんだ、自分…
本当嫌な奴なんですよ。エースとかみたいに最低な訳ではないんです。でも本当、ひっどいし、むかつくし…
どこまでも果てしなく嫌味しか言ってこないし。本当、性格悪い。
まあ、それでも所詮はツンデレですからね!こいつの頭の中ははっきり言ってアイリーンのことしかない。
困った、タイロン、スチュに片思いだよ!(笑)
はっきり言ってタイロンはアイリーンよりスチュが好きそうだ。そしてそのスチュはアイリーンのことしか頭にない。タイロンのことも大切だ、とはなんだかんだで言ってますが(さすが好敵手)
って、どっちみちタイロンは片思いか!(笑)
切れる頭で、綺麗な顔して、残酷なことしながら頭の中覗いたら多分、「アイリーンアイリーンアイリーンアイリーン」しかない訳ですよ。
…どうしようもないな、こいつも。でも一番どうしようもないのは、さすがへたれタイロンの幼馴染、恨んでる父親に復讐するために巻き込みたくないからと、本当は頭の中アイリーンでいっぱいのくせに自分から遠ざかっていくところです。
私、本当に素でそういうのむかつくから、アイリーンの気持ちがよーく分かる。
こっちは好きだから巻き込んでほしいわけですよ、危険でも一緒にいて、一緒に力になりたい訳ですよ。好きじゃないならしようがない。こっちが一方的に好きなだけならそれは向こうからしたらただの迷惑でしかないのだからしようがないと思う。
だけど両思いで、向こうも一応こっちを思ってのことなんですよね。すると尚むかつく。本当にこっちのこと考えてくれてるなら、もっとこっちの気持ちとか察しろよ。
こっちを思うが故過ぎて何も話てくれないで自分で全部解決するっての…ほら、ラビリンスの先生とか景時とか弁慶とかみたいじゃないですか。あれ、ホント、腹立つ。
ああ、なんか思い出したらムカムカしてきた…っ!

スチュは複雑な家に生まれて、父親を憎んでいて、そういう葛藤もあるにはあるけど、それでも結局アイリーン命。
タイロンとの小さい頃の喧嘩とか、アイリーンを可愛いって言っていいのはどっちの権利だとか、本当どうしようもない。
父親を憎んでいながら、最後なんてその父親よりヒロインのことのほうがもっと憎いとか言い出します。
…はい、もう分かりましたね、うん。私が彼を好きな理由が。
あーもう大概私も変態だぞ、っと(今更?)
スチュのイベントで一番好きなのは、スチュに「殺したいほどお前が憎い」と腕を締め上げられるシーンです。
Mじゃないですよ、Mじゃ(笑)
ああ、でもいいわぁ。ぞくぞくする。憎しみの目で見られるとぞくぞくします。もっとそういう目で見てほしい。
…ちょ 私は知盛か(笑)…自分の嗜好に吐き気がする…でもぞくぞくしちゃうんだから、しようがないか…ちょろっとでも知盛の考えがトレースできた自分がどうしようもない。
でも下手に甘やかされるのも大好きだけど、そうやって憎まれるのも好きだ。殺しに来てほしくなる。
うん、まあ、殺しには来てくれなかった代わりに危うく監禁されそうになりましたけども。というか、エンドによっては軟禁されてましたが。
こいつ、どのエンドやっても絶対にアイリーンを閉じ込めたい衝動だけはどうにもならないらしい。
アイリーンが好きで好きで、自分から遠ざけておいて近寄られるとぐらついて、結局思い切れなくて祭りのときだって機嫌とることしか考えてないくせに。
基本、タイロンもスチュもアイリーンを根本では信じてはくれないような気がします。
結局駆け落ちエンドとか、なんでもお金で買えるものは与えてくれるかわりに自由はくれない。そうやって閉じ込めていかないといつか飛び立たれてしまうような気がしてるのはタイロンと大差ないな。
ベストエンドはどっちかっていうと強引に走ってて、こっちのほうが好みです。だって私俺様が好きだから…(…)
あとどのキャラも商人エンドがある場合、結構それが好きだったりします。
だってあのつかずはなれずがすごくいい。ぞくぞくする(またかよ)
…そういう趣向がお気に召すのか、私には…つまりつかず離れずの曖昧なところで、駆け引きして、でも最後は強引に引っ張ってほしいんだな、きっと。俺やっぱMかも…

ところでスチュといえば、こいつも本当駄目男で水が苦手でおよげねぇとか。盗賊の国の生粋のお坊ちゃまなのに夜目がきかなくて暗いところが苦手。
それを隠そうとしてかえって墓穴掘るとか、可愛いところもあるんですよ。いや、むしろ可愛すぎるんですが。
…ようするに母性本能を刺激される訳ですな…それにしても、アイリーン、本当にそれでいいのか…なんでこいつが好きなのか、私自身もよく分からないが、アイリーンの気持ちもよく分からん(笑)
なんにせよ、声が…声がやばい…すげぇイイ。むしろスチュはそこに尽きるのかもしれない。





あかん…幼馴染コンビ感想だけでこの長さ…これは終わらない…
ちょっと分けることにします。無理だ、書きたいことがありすぎる…
明日はカーティスとシャークにしよう、そうしよう。
んで明後日はライルとロベルト…明々後日はミハ&マイセン…ってえええどんだけ。
でも書きたい…感想…気長にいきます。頑張ろう。
とりあえず一応明日からまた仕事なんで寝ます。
アリオス!マ・シェーリの夢を。
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共感する言葉は「苦しい」「辛い」「切ない」。
好きな言葉は退廃と殺伐と絶叫と断末魔。
最萌は知盛、泰衡、ナーサティヤ(遙か)とe-zuka(GRANRODEO)と杉田智和(声優)
表向きより虚ろ気味な基本根暗の乙女ゲーマー。
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